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アスファルト試験について

道路の路面に使われるアスファルトは車の交通量に応じて、様々な品質基準が定められています。品質が満たされているかどうかを確認する試験は、アスファルト工場が定期的に受けている検査(アスファルトの事前審査制度)や施工後に建設現場から抜き取ったコアを対象にしたものなどがあり、主な試験項目には、アスファルトの抽出試験、マーシャル安定度試験、ホイールトラッキング試験などがあります。

ここでは、主な試験概要と使用する試験機などを紹介します。

アスファルトの抽出試験

アスファルト混合物はアスファルトと砂や砂利から構成されています。抽出試験では、この中のアスファルトと砂、砂利を分離し、アスファルト混合物全体に占めるアスファルトの割合(質量比)を測定します。抽出方法には、減圧式ソックスレー、自動遠心分離、強制循環式などがありますが、当会では、自動遠心分離の方法でアスファルトを抽出しています。自動遠心分離は、減圧式ソックスレーに比べて短時間で測定が可能であり、一度に集中する試験依頼にも対応できるよう3連式の自動遠心分離抽出機を2台保有しています。

マーシャル安定度試験

マーシャル安定度試験は、所定の強度(安定度)と変形量(フロー値)が得られるよう配合設計の決定・確認を目的に実施されます。試験は60℃に保たれた水槽の中に円筒形の供試体を30~40分間浸し、その後規定の速さで載荷させ、供試体が破壊する際の最大荷重(安定度)と変形量(フロー値)を測定します。

ホイールトラッキング試験

道路上を車両が行き来することにより、アスファルト混合物も経年劣化のひび割れやわだちなどが発生します。この耐久性(耐流動性)の度合いを確認するのがホイールトラッキング試験です。

ホイールトラッキング試験は、60℃に保たれた恒温室内に板状の供試体を一定時間養生した後に試験を実施します。板状の供試体表面にゴムタイヤを一定の速度で往復させ、1時間で何mm供試体表面が変形したのかを測定します。

自動遠心分離抽出機マーシャル安定度試験機
  
ホイールトラッキング試験機密度測定機
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〒730-0825 広島市中区光南3丁目13番
材料試験室 TEL:082-249-9535 / FAX:082-249-6473
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