60周年記念事業トピックス
第3回里海と里山づくり体験学習会を実施しました!
2017年8月20日
平成29年8月20日
第3回「里海と里山づくり体験学習会」が、親子21組47人(児童26人)の参加をいただき、平成29年8月19日(9:40~11:45)に東広島市八本松町長寿の森で開催されました。これまでは、海での体験学習会でしたが、今回はウォークラリー形式の植物観察と実験を通じて里山づくりの重要性を体験していただきました。当日は、強烈な日差しの中での実施となりましたが、豊穣池湖畔の木陰や林の中は意外と涼しく、この時期のウォークラリーとしては絶好の日和に恵まれたのではないかと思います。皆様の日ごろの行いに感謝。
コースは、上って下る山道で、途中に急な坂あり、崖あり、倒木、かぶれの木ありで、子供達にはちょっぴりスリルを味わっていただけたのではないかと思います。コースには13問の問題が、枝などにつるしてあり、皆さんに答えていただきました。また、落葉土(腐植土)と裸地(荒地)との比較で、水の浸み込み具合をみる試験も行いました。
答えあわせでは、身近に生えている植物の実や葉が食べられることや、もちの材料として食べられたり、ほうきや帽子の材料になったりと、人々の生活との関わりが深いことを学んでいただきました。また、浸み込み実験の結果から、裸地では雨が降っても土の中にほとんど浸み込まずにそのまま流れ、災害などの原因になることを理解していただきました。
3月の教室では、皆さんといっしょに松枯れした荒地にスーパー松を植林する計画でいます。乞うご期待。