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地球温暖化の影響と思われる現象(世界編)
【異常気象】
●異常気象(2002年 夏)
インド北部・東部 →土砂崩れ、高潮が続出
バングラデシュ →土砂崩れ、豪雨、高潮が続出
ネパール →土砂崩れ、高潮が続出
カンボジア →大干ばつ
インド西部 →干ばつの深刻化
パキスタン →干ばつの深刻化
アフガニスタン →干ばつの深刻化
ベトナム北部 →洪水
ベトナム南部 →大干ばつ
中国 →大雨による洪水被害の深刻化、干ばつ被害
韓国 →大雨、洪水
ドイツ →大雨、洪水
チェコ →大雨、洪水
オーストリア →大雨、洪水
【生態系の異変】
●アオウミガメのメス化『参考:米デューク大学などの研究グループ』
米国南部の海岸でふ化するアオウミガメの85%がメスとなっていることを発表。原因は不明だが、亀は卵の周囲にある砂の温度が高いとメスになる傾向があることから、地球温暖化による気温の上昇が起因しているように思われる。
●トナカイの大量死『参考:米 ワシントン大学のグループ』
気温が上昇することで雪が雨が降ることによって雪原が氷に覆われ、将来、トナカイがコケを食べられなくなると予測している。既にトナカイなどの大量死が各地で報告されている。
●タンガニーカ湖のプランクトンの量が急減『参考:カナダのウオータールー大学のグループ等』
東アフリカにあるタンガニーカ湖という巨大な湖にすむプランクトンの総量が減少傾向にあり、2000年までの25年間で66%減少している。同様に熱帯性の湖の生態系が温暖化による影響を受けつつある。
【雪・氷河の融解】
●キリマンジャロ『参考:NASA』
タンザニア連合共和国にあるアフリカの最高峰キリマンジャロ(5,895メートル)の
山頂を覆う雪や氷河が急激に減少しており、2015年にはなくなってしまうと予測。この消失は、周囲
の気候に影響を与えるだけでなく、山からの水に淡水資源を頼っている周辺の人々の生活にも大きな影響を与える、と警告している。
●巨大棚氷の崩壊『参考:米コロラド大学の国立雪氷データセンター』
南極のラルセンBと呼ばれる棚氷(氷が海上に突き出した部分)が崩壊し、何千もの氷山に分かれた。
崩壊面積は鳥取県の広さに匹敵する。呼ばれる棚氷(氷が海上に突き出した部分)が崩壊し、何千もの氷山に分かれた。
崩壊面積は鳥取県の広さに匹敵する。
●氷河湖『参考:国連環境計画』
ブータンとネパールのヒマラヤ山脈で44の氷河湖が地球温暖化により水位が上昇、早ければ一部で5〜10年以内に湖水が
あふれ出して大規模な水害が発生する恐れがあると警告を発表。湖の水量増加とともに氷河は縮小を続けており、
ブータンでは年間30〜40メートルの割合で後退している氷河もある。
【海面の上昇】
●ツバルにおける海面上昇『参考:FoE Japan』
全土の平均海抜が2メートル以下のツバルでは、海岸侵食が5年間で50メートルという早さで
進み、井戸の淡水の塩水化や家の浸水などの被害が広がっている。
※南太平洋の島国
ツバル:9つのさんご礁の島からなり、総面積約26平方キロメートル、人口約1万1000人
地球温暖化の影響と思われる現象(日本編)
【生態系の異変】
●ナガサキアゲハの北上『参考:伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館』
戦前、ナガサキアゲハは九州のチョウだったが、1980年代に関西に登場し、
2000年
には関東で見られだした。気温の上昇やえさ植物の増加が原因と考えられている。
「分布が北上している主なチョウ」
ナガサキアゲハ、クロアゲハ、タテハモドキ、ツマグロヒョウモン、ムラサキツバメ、
ヤマトシジミ、ヤクシマルリシジミ、イシガケチョウ、カバマダラ、クロコノマチョウ
●ブナの少子化『参考:独立行政法人・森林総合研究所』
丹沢(神奈川県)や高尾山(東京都)では、暖かさや乾燥、害虫被害などで若木が育たず、
ブナ林が衰退。老木の枯れも目立ってきている。
地球温暖化の影響と思われる現象(広島編)
社会変化や自然環境の変化について、30年間の変化をグラフにまとめてあります。
広島県における地球温暖化に関する調査報告書(PDFファイル
1.2M)
【海面の上昇】
●厳島神社の冠水
宮島の厳島神社では、毎年9月ごろ、異常潮位が原因とみられる回廊の冠水が数年前
から続発しており、観光客の参拝が一時中止になるなどの影響が出ている。
【広島市の気象変化】
●気温の上昇(参考:広島地方気象台)
平均気温、年最高・最低気温気温(極地)は、上昇傾向にあります。また、夏日や真夏日、
熱帯夜の増加や冬日の減少が見られます。
●広島湾の海面温度
上下しながら、徐々に上昇しています。
●広島湾の潮位
1980年代後半から上昇傾向を示しています。
【広島の生態系の変化】
●生物季節観測
梅や桜の開花時期、イチョウの発芽、サルスベリの開花、セミの仲間の初鳴きは早まる傾向が
あり、イロハカエデの紅葉は遅くなる傾向がうかがえます。
【日本への影響の予測】
●大都市の多くが海面下に
・海水の膨張や極地・氷河の氷解が進み、海面は9〜88cm上昇。
・日本海岸にある都市圏の多くが水没危険地帯となります。
⇒海面温度の経年変化(1月) 編集:気象庁「海況解析データ」
●水不足や水害が増加
・集中豪雨による水害や干ばつによる渇水が各地で増加。
・飲料水、農業用水の不足が増加します。
●生態系の急変、食糧不足に
・気温上昇に適応できない動植物は行き場を失い、絶滅する恐れがあります。
・一部の魚介類が絶滅したり、食糧不足になる可能性があります。
●熱帯性伝染病の流行
・マラリアなど、熱帯地方特有の伝染病が日本でも流行するおそれがあるほか、
・熱射病の発生や高齢者の死亡率が増加します。
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