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コーディネーター 薦田直紀 さん
(財団法人広島県環境保健協会地域活動支援センター長・脱温暖化センター
ひろしま事務局長)
昨年、この夏のフォーラムで5つのまちが活動予定を紹介し、半年の実践期間を経て2月のフォーラムで発表を行った。今年、もう5つのまちが物語を紡ぐ。その所信表明をしていただこう。
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脱温暖化ネットおんど
呉市音戸町 |
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島本博基
さん
(会長) |
かき筏の廃材を炭にして活かす
―音戸らしさを発揮
海の幸に恵まれた音戸には、かきの業者が18あり、養殖に使う竹製の筏の廃材処理に困っていたという。「脱温暖化ネットおんど」はそこに目をつけ、廃材をドラム缶の釜で焼き、竹炭を作っている。音戸らしさを考えての発想だ。お祭りで販売したところ、好評を博したそうだ。音戸中学校でも製炭し、バザーで販売したという。
他に、「昔の生活思い出そう」として、脱温暖化アイデアも募集する。「MOTTAINAI(もったいない)という気持ちをお年寄りに出してもらうのが楽しみ」と島本博会長。よく通る声で力を込めて発表された。
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大げさに捉えず、具体的で絞られた地元の活動だというところや中学生も取り組んで
いる点も良いと思う。 |
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エコフォーラムわだ!
三次市和田地区 |
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為貞勇三
さん
(事務局長) |
熱意が呼び込む人の輪
―エネルギーの地域循環を
約600世帯の和田地区のテーマは明快に「環境」、しかも「温暖化防止」だ。「エコフォーラムわだ!」は平成16年12月の結成だが、それ以前の公民館活動・地域活動の積み重ねが見事に実を結んでの再スタートともいえる。
フォーラム設立前から「こどもエコクラブ」があり、和田小学校は「環境」について学んできていた。
フォーラムの構成は多様な主体を巻き込んだ形になっており、住民・事業者・行政の他に、和田小学校、NPO「森のバイオマス研究会」も参加。農村地帯という特性を活かし、木材のペレットを地域のエネルギー源とする構想もある。コミュニティレベルの活動だ。
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農村地帯は一見緑に囲まれ案外危機意識は薄いのではないか。そのような中での
この取り組みは「ただもう凄い」の一言。 |
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脱温暖化ぬまくまフォーラム
福山市沼隈町 |
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岡田妙子
さん
(副会長) |
沼隈の、星のきれいな空のため
―機会を逃さず実践
「超特急でここに来た」感じだという。フォーラム設立に当たっては、関係団体に協力を求め、30数回の会合を重ねて設立にこぎつけた。
フォーラムでは子ども達と、子どもを通した大人への環境教育に力を入れている。小学校での授業で「脱温暖化トライアル」を宿題として家庭に持ち帰ってもらい、9割もの提出があったそうだ。保育園の学習会も保護者が来る日に実施し、子どもから親へと学習の輪を広げている。女性会を中心に、「省エネ鍋帽子」や紙芝居などの自前教材づくりに励む。
課題は活動資金だが、熱意で町を動かし、材料などは支援を受けている。 |
子どもが地域の方と一緒に学ぶのはとても良いこと。ただ、学校側の指導計画が
隙間なく組まれている中、どのように地域の教育力を取り入れるかが問われる。 |
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エコ
INN くろせ
東広島市黒瀬町 |
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合田スズ子
さん
(地球温暖化防止活動推進員) |
17万人の市民を巻き込めたら
―人材は集まっている
合田スズ子推進員は呉市の地域協議会「くれ環境市民の会」に参加していたことから、自分の住む黒瀬でも地域協議会を設立し、東広島全体に働きかけようと積極的に活動している。
設立には、まず趣旨に共鳴し、構成員となる組織や人材と手を組むことが必要だが、すでに人材は集まっており、準備は予定より早く進んでいるという。
平成17年3月の生涯学習文化祭では脱温暖化グッズを展示し、好評だった。今後は地域協議会としての力を発揮し、さらに面白い展示をすることだろう。
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合併前の地域特性は尊重されるべきだ。合併を地域の基礎づくりのチャンスと
捉えればよいのではないか。「おやじの会」等の民間グループと、公民館等の組織の
両方を活かす両面作戦が良いだろう。 |
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廿日市さくら組
廿日市市 |
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村本昌義
さん
(地球温暖化防止活動推進員) |
できることから自主的に積極的に
―合併を待つことなく
温暖化防止の推進員となった廿日市市内の5人が「廿日市さくら組」として旗揚げをした。黒瀬と同じく、今年度地域協議会設立を予定している。
10月のリサイクルフェスタではクイズラリーを、その後は地元食材をつかったエコクッキングを実施する。市内の環境組織「エコキッズ」や「エコサポーターズクラブ」と連携を図り、仲間づくりを行い、平成17年度内の設立を目指す。
廿日市は合併が続くが、まずは旧廿日市(吉和村・佐伯町も含まない)の「地域レベル」から始めるという。パネリストの村本氏は働き盛りの世代。いかに環境活動に関わるかにも話題は及んだ。
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いい意味でのモデルコースを示してくれた。30代から50代の男性がどうしたら地域
活動に取り組めるのか、またこの世代といかに連携できるか考えたい。 |
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TEAM(下図参照)、これが地域協議会だ。脱温暖化という目的に向かって、ぜひ公衆衛生推
進協議会が中核となり、地域団体や学校を巻き込んでチームワークを発揮し、チームプレーをしてほしい。 |
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