胸部デジタルX線検診車を導入しました
2024年5月15日
最新鋭の胸部デジタルX線装置を搭載した検診車が4月18日(木)、一般財団法人広島県環境保健協会(予防医学事業中央会広島県支部)に配備されました。
この検診車は、一般財団法人日本宝くじ協会(東京都千代田区)が実施する社会貢献広報事業の助成を受け、公益財団法人予防医学事業中央会(同新宿区)が整備し、同支部へ配車されたものです。
検診車に搭載した最新鋭のX線装置には、従来以上にX線画像を精密に表示するための自動検出器と、より高度な画像処理技術が採用されています。これにより、画像診断の精度が大きく向上しました。
感染対策にも配慮して、換気システムと空気清浄機を導入し、安全・安心に検査を受けることが可能になりました。また、個別更衣室を配置し、プライバシーにも配慮しましたので、安心して検査準備を行っていただけます。
検診車は、主に巡回健診で使用します。巡回健診とは、お仕事の都合や遠方の事業所など、健診施設に足を運ぶことができない事業所のため、健診機関が事業所や公共施設などに出向いて行う健康診断のことです。
今回の配備により、巡回健診における肺がん検診実施体制の強化と検査精度の向上を実現することができました。当協会は、この検診車を十分活用し、肺がんなどの胸部疾患の早期発見、早期治療に貢献いたします。
引き続き、良質な巡回健診を広島県の皆さまに提供することで、県民の健康維持・増進と健康寿命の延伸の実現に寄与します。
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