非常用給水袋1080個を広島県に寄贈しました
2020年8月20日
2年前の西日本豪雨災害では、当協会は広島県との災害協定に基づき、断水地域の井戸水検査を実施しましたが、約6割強もの井戸水が飲めない水と判定されました。原因の一つに採水容器自体の汚れが多かったことから、井戸水が飲めるかどうかを検査する容器として使用でき、かつ、断水時の応急給水時にも使用できる非常用給水袋をこのたび広島県に寄贈いたしました。
非常用給水袋は、保管時は折りたたんだコンパクトな状態ですが、水を入れると自立し、3リットルの容量があります。この中に最低1リットル以上の水を入れれば、そのまま緊急時対応水質検査を行うこともできます。
近年では毎年のように自然災害が頻発しており、全国各地で甚大な被害が発生しています。当協会は広島県での水の安全を守る検査機関として、広島県民の健康づくりと環境づくりに貢献してまいります。
寄贈日 2020年8月4日(火)
寄贈場所 広島県健康福祉局 局長室
寄贈品 非常用給水袋 1080個
(左)佐藤理事長、(右)田中局長 | |
緊急時水質検査に必要な1リットルの目安 | 実際に水をいれた給水袋を持つ田中局長 |