2024年7月4日
公益財団法人水道技術センターが実施している「水道における新技術事例集(Aqua-LIST)に当協会の水道水質検査技術が掲載されました。
管理番号 23-006
新技術名称 ITを利用した水質検査データの迅速提供と水質管理への活用
掲載先 水道における新技術事例集(Aqua-LIST)| 公益財団法人 水道技術研究センター (jwrc-net.or.jp)
※クリックすると該当ページに飛びます。紹介動画をご覧ください。
新技術の特徴
【優れた点】
- ・検査結果は環境検査システムにおける過去データとの比較及び当協会検査担当者の適正な判断により有効性が 担保される。
- ・検査結果により水質基準を超過した場合はもちろん、水道事業体ごとに設定されている水質管理目標値を超過 した際にも、同システムで超過を表示するようになっており、水道事業体へ迅速にお知らせする。
- ・水質検査成績書はe-計量により付与された電子署名・タイムスタンプにより、本人性、非改ざん性を担保。
【適用範囲】
- ・取水施設での原水水質検査、浄水施設等での水質管理用の工程水検査、水道法に基づく全項目検査等。
- ・水質検査を実施できるのは当協会で水質検査機関登録をしている県に限ります。
(登録検査機関として届けている検査区域:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
【導入効果】
- ・水質検査結果の有効性の判断に本システムを活用することで、再検査率の低減、すなわち無駄な分析の排除に よる検査結果確定の工程が迅速化される。
- ・水道事業体によるデータ照会サービスによる結果の迅速確認、電子納品による納期の短縮を実現。
- ・水道事業体における紙の水質検査成績書の削減と保管スペースの削減。
- ・水道事業体において、水質検査成績書が自席のパソコンから確認可能となり、検索が容易になった。
【留意点】
- ・当協会で水質検査から包括して実施できるのは【適用範囲】のとおり 。
- ・検査結果の管理などに苦慮されている水道事業体様向けに、水質検査結果のご提供による、傾向管理等の水質 データの管理のみの対応も可能