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 環保協は、広島で環境調査や様々な検査・分析を行っている団体です

環境情報集 広島県の条例 環境Q&A
環境Q&A
環境Q&A・ゲンジボタルの増殖
ご相談
[ ご相談 ]
住んでいる地域でゲンジボタルを増やしたいと思っています。どのように取り組めば良いでしょうか?
[ 回 答 ]
ゲンジボタルのすむ水辺は、餌のカワニナ、幼虫のすめる川底、蛹になる土手、成虫の飛ぶ草むら、産卵する水際のコケなどが揃っており、ほかの生物にとってもすみやすい川です。

お住まいの地域に今もゲンジボタルが発生しているようでしたら、水を汚さない、川底をコンクリートで改修しない、水辺や土手に草や木が生育できるようにする、成虫の飛ぶ時期に夜間照明を抑えるなど、自然に増えていくように生息環境を整えましょう。

すでにゲンジボタルが姿を消していたとしても、ゲンジボタルが
すめる生息環境の整備に取り組めば、近くの川からゲンジボタルが帰ってくる可能性があります。

別の川からゲンジボタルを持ち込むことは、お住まいの地域のゲンジボタルがもつ遺伝子の特徴が消えてしまうので避けましょう。
ゲンジボタルがすみやすい
自然の川岸が残る川
ゲンジボタルがすみにくい
コンクリート化された川
取り組み事例

広島県内において、ダム建設に伴う地域学習で小学校の環境学習を支援しました。

この事業では、事業主体が、小学校の敷地にゲンジボタルが発生するビオトープを整備しました。

当会は、小学生や地域住民と一緒にホタルのすみやすい環境について学習し、ビオトープで増やしたホタルの幼虫を河川に帰す活動を数年間繰り返しました。

お問い合わせ先
全般的な事項は 業務開発課 TEL(082)293-0163 FAX (082)293-8915
技術的な事項は 環境保全課 TEL(082)293-1580 FAX (082)293-8915
Eメールでのお問い合わせは kankyo-c@kanhokyo.or.jp

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