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「水底土砂」とは、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律施行令５条第１項で「海洋又は海洋に接続する公共用水域から除去された土砂（汚泥を含む。）をいう」とされています。これは、例えば航路浚渫等により発生する土砂などを示します。
この「水底土砂」には、埋立等を行おうとする際の基準として「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律施行令第５条第１項に規定する埋立場所等に排出しようとする金属等を含む廃棄物に係る判定基準を定める省令」（昭和48年２月17日、総令６、以下「水底土砂判定基準」という）が定められています。
判定基準に適合するか否かの検定は、「海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律施行令第５条第１項に規定する埋立場所等に排出しようとする廃棄物に含まれる金属等の検定方法」（昭和48年、環告第14号）によります。 |
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| 水底土砂判定基準 |
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| 金属等の種類 |
水底土砂に係る判定基準 |
| アルキル水銀化合物 |
検出されないこと |
| 水銀又はその化合物 |
検液１リットルにつき0.005 ㎎以下 |
| カドミウム又はその化合物 |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| 鉛又はその化合物 |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| 有機りん化合物 |
検液１リットルにつき1 ㎎以下 |
| 六価クロム化合物 |
検液１リットルにつき0.5 ㎎以下 |
| ひ素又はその化合物 |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| シアン化合物 |
検液１リットルにつき1 ㎎以下 |
| ポリ塩化ビフェニル |
検液１リットルにつき0.003㎎以下 |
| 銅又はその化合物 |
検液１リットルにつき3 ㎎以下 |
| 亜鉛又はその化合物 |
検液１リットルにつき2 ㎎以下 |
| ふっ化物 |
検液１リットルにつき15 ㎎以下 |
| トリクロロエチレン |
検液１リットルにつき0.3 ㎎以下 |
| テトラクロロエチレン |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| ベリリウム又はその化合物 |
検液１リットルにつき2.5 ㎎以下 |
| クロム又はその化合物 |
検液１リットルにつき2 ㎎以下 |
| ニッケル又はその化合物 |
検液１リットルにつき1.2 ㎎以下 |
| バナジウム又はその化合物 |
検液１リットルにつき1.5 ㎎以下 |
| 有機塩素化合物 |
試料１ｷﾛｸﾞﾗﾑにつき40㎎以下 |
| ジクロロメタン |
検液１リットルにつき0.2 ㎎以下 |
| 四塩化炭素 |
検液１リットルにつき0.02 ㎎以下 |
| 1,2－ジクロロエタン |
検液１リットルにつき0.04 ㎎以下 |
| 1,1－ジクロロエチレン |
検液１リットルにつき1 ㎎以下 |
| シス－1,2－ジクロロエチレン |
検液１リットルにつき0.4 ㎎以下 |
| 1,1,1－トリクロロエタン |
検液１リットルにつき3 ㎎以下 |
| 1,1,2－トリクロロエタン |
検液１リットルにつき0.06 ㎎以下 |
| 1,3－ジクロロプロペン |
検液１リットルにつき0.02 ㎎以下 |
| チウラム |
検液１リットルにつき0.06 ㎎以下 |
| シマジン |
検液１リットルにつき0.03 ㎎以下 |
| チオベンカルブ |
検液１リットルにつき0.2 ㎎以下 |
| ベンゼン |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| セレン又はその化合物 |
検液１リットルにつき0.1 ㎎以下 |
| 1,4－ジオキサン |
検液１リットルにつき0.5 ㎎以下 |
| ダイオキシン類 |
検液１リットルにつき10pg-TEQ以下 |
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大気汚染に係る基準
