人間ドックQ&A
1.人間ドックの受診前のことについて
2.人間ドックの受診中のことについて
3.人間ドックの受診後のことについて
1.人間ドックの受診前のことについて
- Q1.人間ドックの受診の流れを教えてください。
- Q2.人間ドックの検査項目を教えてください。
- Q3.都合が悪くなり、受診できなくなりました。どうすればよいでしょうか。
- Q4.検査前夜に食事をとっても大丈夫ですか。
- Q5.便検査は、いつ便を採取したらよいですか。
- Q6.尿検査は、いつ尿を採取したらよいですか。
- Q7.胃検査は胃カメラだと思っていたら、バリウムが標準のようです。胃カメラを受けたいのですが、どうすればよいでしょうか。
- Q8.胃カメラ検査を受診しますが、車や自転車で行っても大丈夫ですか。
Q1.人間ドックの受診の流れを教えてください。
人間ドックの受診は、ご予約が必要です。
ご予約いただいた受診日の1か月前をめどに受診キットを送らせていただきますので、ご確認ください。
受診日の1週間前には、再度のご連絡のためのハガキをお届けしますので、ハガキに記載されている受付時間に受付にお越しください。
ドック当日は、1階フロアで受付をしていただき、2階と3階のフロアで検査と診察をさせていただきます。
また、当日の検査結果(速報値)に基づいて医師または保健師等が結果説明と保健指導を行います。
人間ドックの受診は、ご予約が必要です。
ご予約いただいた受診日の1か月前をめどに受診キットを送らせていただきますので、ご確認ください。
受診日の1週間前には、再度のご連絡のためのハガキをお届けしますので、ハガキに記載されている受付時間に受付にお越しください。
ドック当日は、1階フロアで受付をしていただき、2階と3階のフロアで検査と診察をさせていただきます。
また、当日の検査結果(速報値)に基づいて医師または保健師等が結果説明と保健指導を行います。
Q2.人間ドックの検査項目を教えてください。
“かんほきょう”健康クリニックでは、人間ドック学会推奨項目に準拠して人間ドックの検査項目を設定しています(スタンダードコース)。
人間ドック検査項目(スタンダートコース ※人間ドック学会推奨項目に準拠)
“かんほきょう”健康クリニックでは、人間ドック学会推奨項目に準拠して人間ドックの検査項目を設定しています(スタンダードコース)。
人間ドック検査項目(スタンダートコース ※人間ドック学会推奨項目に準拠)

Q4.検査前夜に食事をとっても大丈夫ですか。
<午前中に受診の方>
お食事は検査の10時間前までに飲酒を控えて軽く済ませ、それ以降は水分補給(水・白湯)のみとしてください。
当日の朝は、朝食やあめ・ガムなども摂取しないでください。
胃部X線検査を受けられる方は、脱水予防のため、受付2時間前までに400mlの水分補給を、胃部X線検査を受けられない方は、来所直前まで、500ml以上の水分補給をしてきてください。
なお、血圧のお薬など普段のまれている薬は、朝7時までに服用してください。ただし、糖尿病のお薬は服用しないでください。
<午後に受診の方>
前夜の夕食は、飲酒は控えて、いつもどおりの食事をおとりください。
当日の朝食は、朝7時までに軽め(白粥1杯と具無し味噌汁、ゼリー飲料のいずれか)に済ませ、7時以降は、あめやガムなどもお控えいただき、脱水予防のため、水または白湯をしっかり飲んできてください。
ただし、バリウム検査の方については、水分補給は11時までとしてください。
なお、血圧のお薬など普段のまれている薬は、朝7時までに服用してください。ただし、糖尿病のお薬は服用しないでください。
<午前中に受診の方>
お食事は検査の10時間前までに飲酒を控えて軽く済ませ、それ以降は水分補給(水・白湯)のみとしてください。
当日の朝は、朝食やあめ・ガムなども摂取しないでください。
胃部X線検査を受けられる方は、脱水予防のため、受付2時間前までに400mlの水分補給を、胃部X線検査を受けられない方は、来所直前まで、500ml以上の水分補給をしてきてください。
なお、血圧のお薬など普段のまれている薬は、朝7時までに服用してください。ただし、糖尿病のお薬は服用しないでください。
<午後に受診の方>
前夜の夕食は、飲酒は控えて、いつもどおりの食事をおとりください。
当日の朝食は、朝7時までに軽め(白粥1杯と具無し味噌汁、ゼリー飲料のいずれか)に済ませ、7時以降は、あめやガムなどもお控えいただき、脱水予防のため、水または白湯をしっかり飲んできてください。
ただし、バリウム検査の方については、水分補給は11時までとしてください。
なお、血圧のお薬など普段のまれている薬は、朝7時までに服用してください。ただし、糖尿病のお薬は服用しないでください。
Q5.便検査は、いつ便を採取したらよいですか。
検査日の4日前~当日の朝までに採取した便をお持ちください。
前日より前に採取した便は、冷暗所に保管してください。
1日分しか採取できなかった場合も、1日分をお持ちください。
検査日の4日前~当日の朝までに採取した便をお持ちください。
前日より前に採取した便は、冷暗所に保管してください。
1日分しか採取できなかった場合も、1日分をお持ちください。
Q7.胃検査は胃カメラだと思っていたら、バリウムが標準のようです。胃カメラを受けたいのですが、どうすればよいでしょうか。
ご予約の際に、胃カメラ希望の旨をお申し出ください。
最近は、胃カメラご希望の受診者が非常に多いので、早目のご予約をお願いします。
ご予約の際に、胃カメラ希望の旨をお申し出ください。
最近は、胃カメラご希望の受診者が非常に多いので、早目のご予約をお願いします。
2.人間ドックの受診中のことについて
- Q1.血圧は何度測定してもらえますか。
- Q2.心電図検査でタイツやストッキングをはいているときはどうすればよいですか。
- Q3.心電図検査は、足に怪我(ギプスの装着等)がある場合でも検査できますか。
- Q4.腹部超音波検査で、がんがすぐにわかりますか。
- Q5.腹部超音波検査のときにゼリーをぬるのはなぜですか。
- Q6.腹部超音波検査のときになぜ食事制限をするのですか。
- Q7.マンモグラフィで高濃度乳房と言われましたが高濃度乳房ってなにですか。
- Q8.乳腺エコー検査は、妊娠中・授乳中でも検査できますか。
- Q9.子宮頸がん検診は、妊娠中や生理中でも受診できますか。
- Q10.子宮頸がん検診は、子宮を全摘出していても受診した方がよいですか。
- Q11.X線検査は、妊娠中や妊娠の可能性があっても受診できますか。
- Q12.胃と胸のX線検査とCTを申し込んでいます。1日に何度もX線検査を行っても大丈夫でしょうか。
- Q13.胃カメラ検査は、妊娠中や妊娠の可能性があっても受診できますか。
Q5.腹部超音波検査のときにゼリーをぬるのはなぜですか。
おもに二つ理由があります。一つめの理由は、空気の混入を避けて、プローブ(検査のときにお腹にあてる装置)と体内の間を超音波が伝わりやすくするためです。二つめの理由は、ゼリーを塗ることで、プローブの体表面上での滑りをよくして走査しやすくすることです。
おもに二つ理由があります。一つめの理由は、空気の混入を避けて、プローブ(検査のときにお腹にあてる装置)と体内の間を超音波が伝わりやすくするためです。二つめの理由は、ゼリーを塗ることで、プローブの体表面上での滑りをよくして走査しやすくすることです。
Q6.腹部超音波検査のときになぜ食事制限をするのですか。
食事をとると消化管ガスが発生し、膵臓などが見えにくくなるためです。
また、食事によって胆汁が分泌され、胆のうが収縮し(しぼんで)胆のう内部の観察が不十分になり、胆石や胆のうポリープの見落としの原因になることがあるためです。
食事をとると消化管ガスが発生し、膵臓などが見えにくくなるためです。
また、食事によって胆汁が分泌され、胆のうが収縮し(しぼんで)胆のう内部の観察が不十分になり、胆石や胆のうポリープの見落としの原因になることがあるためです。
Q7.マンモグラフィで高濃度乳房と言われましたが高濃度乳房ってなにですか。
マンモグラフィ検査上における乳房のタイプで、乳腺実質の割合が高い乳房のことを言います。
マンモグラフィ検査では高濃度乳房の方は病変が発見されにくいと言われていますので、乳腺エコー検査の受診もおすすめする場合もあります。
マンモグラフィ検査上における乳房のタイプで、乳腺実質の割合が高い乳房のことを言います。
マンモグラフィ検査では高濃度乳房の方は病変が発見されにくいと言われていますので、乳腺エコー検査の受診もおすすめする場合もあります。
Q8.乳腺エコー検査は、妊娠中・授乳中でも検査できますか。
超音波を利用した被爆を伴わない検査ですから、妊娠中でも検査が受けられますが、妊娠中、授乳中は普段と見え方が違うので、授乳が終わってからの検査をお勧めします。
超音波を利用した被爆を伴わない検査ですから、妊娠中でも検査が受けられますが、妊娠中、授乳中は普段と見え方が違うので、授乳が終わってからの検査をお勧めします。
Q9.子宮頸がん検診は、妊娠中や生理中でも受診できますか。
申し訳ございませんが、生理中の方は受診できません。生理になられた場合は、ご連絡をお願いいたします。日程変更をさせていただきます。
また、妊娠中の方も、当クリニックでは検査できませんので、かかりつけの産婦人科医にご相談ください。
申し訳ございませんが、生理中の方は受診できません。生理になられた場合は、ご連絡をお願いいたします。日程変更をさせていただきます。
また、妊娠中の方も、当クリニックでは検査できませんので、かかりつけの産婦人科医にご相談ください。
Q10.子宮頸がん検診は、子宮を全摘出していても受診した方がよいですか。
子宮筋腫・子宮内膜症などの良性疾患により、子宮を全摘出されている方は、検診が不要です。
悪性腫瘍により全摘出をされている方は検診をおすすめします。
子宮筋腫・子宮内膜症などの良性疾患により、子宮を全摘出されている方は、検診が不要です。
悪性腫瘍により全摘出をされている方は検診をおすすめします。
Q11.X線検査は、妊娠中や妊娠の可能性があっても受診できますか。
当クリニックでは、妊娠中や妊娠の可能性のある方については、胸部のX線検査、マンモグラフィの受診は可能ですが、胃部のX線検査、CTについては受診できません。妊娠が分かった場合などは、速やかにご連絡をお願いいたします。
当クリニックでは、妊娠中や妊娠の可能性のある方については、胸部のX線検査、マンモグラフィの受診は可能ですが、胃部のX線検査、CTについては受診できません。妊娠が分かった場合などは、速やかにご連絡をお願いいたします。
Q12.胃と胸のX線検査とCTを申し込んでいます。1日に何度もX線検査を行っても大丈夫でしょうか。
被ばくにより身体的症状が出てくる可能性がある線量を「しきい線量」と言います。「しきい線量」は部位によって異なりますが、いずれにしても通常のX線検査撮影で受けるX線の量は、この「しきい線量」よりはるかに少ない(~10mGy前後)ので、1日に複数のX線検査を受けても身体的症状が現れることはありませんので、安心して受診ください。
被ばくにより身体的症状が出てくる可能性がある線量を「しきい線量」と言います。「しきい線量」は部位によって異なりますが、いずれにしても通常のX線検査撮影で受けるX線の量は、この「しきい線量」よりはるかに少ない(~10mGy前後)ので、1日に複数のX線検査を受けても身体的症状が現れることはありませんので、安心して受診ください。
Q13.胃カメラ検査は、妊娠中や妊娠の可能性があっても受診できますか。
申し訳ございませんが、当クリニックでは妊娠中や妊娠の可能性のある方は受診できません。妊娠が分かった場合などは、速やかにご連絡をお願いいたします。
申し訳ございませんが、当クリニックでは妊娠中や妊娠の可能性のある方は受診できません。妊娠が分かった場合などは、速やかにご連絡をお願いいたします。
3.人間ドックの受診後のことについて
- Q1.検査の結果は、いつ頃分かりますか。
- Q2.検査結果の判定は、どのように見ればよいですか。
- Q3.検査結果に「要再検査」や「要精密検査」がありました。再検査は必要ですか。
- Q4.再検査までに気を付けることはありますか。
- Q5.健診結果で「異常なし」でも、病気が発覚することはありますか。
- Q6.便潜血検査で陽性でした。もう一度便の検査をしたいのですが、どうすればよいでしょうか。
- Q7.便潜血検査で1本は陽性だったけど、1本は陰性だったので精密検査は受けなくてもよいですか。
- Q8.便潜血検査で陽性でしたが、私は痔だとわかっているので、受けなくてもよいですか。
- Q9.健康診断当日に再検査を予約して帰りました。改めて検査日程の通知文書は届きますか。
- Q10.再検査の予約はインターネットからできますか。
Q3.検査結果に「要再検査」や「要精密検査」がありました。再検査は必要ですか。
健康診断は、体は元気でも、「隠れた病気」を見つけるための検査です。
「要再検査」や「要精密検査」は、隠れた病気があるかもしれない注意信号です。
検査結果に「要再検査」や「要精密検査」がある場合は、必ず検査を受けましょう。
健康診断は、体は元気でも、「隠れた病気」を見つけるための検査です。
「要再検査」や「要精密検査」は、隠れた病気があるかもしれない注意信号です。
検査結果に「要再検査」や「要精密検査」がある場合は、必ず検査を受けましょう。
Q4.再検査や精密検査までに気を付けることはありますか。
再検査や精密検査は、人間ドックの日に検知した検査値の異常が、一時的なものだったかどうかを確認するための検査ですので、再検査の日はできるだけ体調を整えて受診してください。
そうすることで、「隠れた病気」があるのか、「ドック当日の一時的な異常だったか」の判断が付きやすくなります。
再検査や精密検査は、人間ドックの日に検知した検査値の異常が、一時的なものだったかどうかを確認するための検査ですので、再検査の日はできるだけ体調を整えて受診してください。
そうすることで、「隠れた病気」があるのか、「ドック当日の一時的な異常だったか」の判断が付きやすくなります。
Q5.健診結果で「異常なし」でも、その直後に病気が発覚することはありますか。
健診結果で「異常なし」でも、その直後に病気が発覚することはございます。
人間ドックは、隠れた異常や病気を見つけるための検査ですが、ご受診いただいた検査項目により、お調べできる範囲が限られます。このため、検査範囲外の隠れた異常や病気を見つけることは難しいのです。
もしも、健康診断の前から体調不良がある場合は、その体調不良に関して、速やかに専門の科のある医療機関で専門的な検査を受けていただくことを強くお勧めします。この場合は、ご加入の健康保険が適用されます。
健診結果で「異常なし」でも、その直後に病気が発覚することはございます。
人間ドックは、隠れた異常や病気を見つけるための検査ですが、ご受診いただいた検査項目により、お調べできる範囲が限られます。このため、検査範囲外の隠れた異常や病気を見つけることは難しいのです。
もしも、健康診断の前から体調不良がある場合は、その体調不良に関して、速やかに専門の科のある医療機関で専門的な検査を受けていただくことを強くお勧めします。この場合は、ご加入の健康保険が適用されます。
Q6.便潜血検査で陽性でした。もう一度便の検査をしたいのですが、どうすればよいでしょうか。
便の再検査は、生理による陽性反応が出た場合だけ、お受けしております。
それ以外の場合は大腸内視鏡検査での確認が必要です。
便の再検査は、生理による陽性反応が出た場合だけ、お受けしております。
それ以外の場合は大腸内視鏡検査での確認が必要です。
Q7.便潜血検査で1本は陽性だったけど、1本は陰性だったので精密検査は受けなくてもよいですか。
大腸がんからの出血は、常に出続けているものではありません。また、便検査のときに病変を便が擦らずに陰性となる可能性もあります。
1回でも陽性が出た場合は、大腸内視鏡検査での精密検査をお願いします。
大腸がんからの出血は、常に出続けているものではありません。また、便検査のときに病変を便が擦らずに陰性となる可能性もあります。
1回でも陽性が出た場合は、大腸内視鏡検査での精密検査をお願いします。
Q8.便潜血検査で陽性でしたが、私は痔だとわかっているので、受けなくてもよいですか。
便に血が混ざるのは、痔の場合だけではなく、がん、大腸ポリープ、大腸炎、憩室症、その他感染症によるものなど多くの原因があります。
痔かと思っていたら、実はがんが潜んでいた事例もありますので、自己判断せず、大腸内視鏡検査での精密検査をお願いします。
便に血が混ざるのは、痔の場合だけではなく、がん、大腸ポリープ、大腸炎、憩室症、その他感染症によるものなど多くの原因があります。
痔かと思っていたら、実はがんが潜んでいた事例もありますので、自己判断せず、大腸内視鏡検査での精密検査をお願いします。