SSL GlobalSign Site Seal 漢方外来 | 広島県環境保健協会(かんほきょう)

健康

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漢方外来

漢方治療がおすすめの症状

受診される方へ

漢方に関するコラム


健康クリニックでは、日本東洋医学会漢方専門医である武生診療所長が漢方外来を実施します。武生診療所長は、広島大学病院漢方診療センターでも漢方外来を担当しています。

 

漢方治療がおすすめの症状

1.婦人科特有の不定愁訴(冷え性、更年期障害など)

2.内視鏡検査で異常のみつからない胃腸症状(食欲不振、腹痛、便秘、下痢など)

3.ストレス性の不定愁訴(頭痛、めまい、不眠、不安、いらいら感など)

4.免疫力低下が疑われる症状(風邪を引きやすい、疲れやすいなど)の体質改善

5.繰り返す身体の炎症(鼻炎、副鼻腔炎、気管支炎、皮膚炎、膀胱炎、関節炎など)

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受診される方へ

1.初診時には漢方医学特有の脈、舌、腹部の診察などを行います。漢方医学では、必ず腹部(おなか)を診察しますので、おなかを出しやすい服装で受診ください。

2.漢方専門医が受診者の症状や体質に相応しい漢方薬を選んで治療します。

3.漢方薬は健康保険が適用されます。

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西洋薬と漢方薬の違い~(ワイエムビジネスレポート2019.7月号執筆分から抜粋引用)

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西洋薬は、人工的に合成された単一の成分から出来ています。そのため薬の切れ味は鋭いですが、効果は限られています。たとえば、胃薬として作られた薬は痛み止めにはなりませんし、痛み止めとして作られた薬は胃薬にはなりません。

しかし、漢方薬は複数の生薬(しょうやく)の組み合わせから成り立っています。生薬とは、自然界にある植物や動物、鉱物のうち、薬として効果があると経験的に認められたものです。それぞれの生薬には複数の有効成分が含まれています。そのため一種類の薬でさまざまな効果があります。

例えば、ふだんから胃腸が弱い人が、かぜをひいて、微熱、軽度の頭痛、のどの痛み、咳、痰、吐気などがある場合に西洋薬を処方する場合は、「解熱鎮痛薬」「咳止め薬」「痰のキレをよくする薬」「吐気止めの薬」「胃薬」など、たくさん処方することになります。しかし、漢方薬の場合は、参蘇飲(じんそいん)という一種類の薬で、それらの症状のすべてに対応できます。しかもこの薬は妊婦さんのかぜにも使用できます。

漢方薬は、昔は煎じ薬として飲まれていましたが、近年ではエキス剤として手軽に服用できるようになったものも多くあります。この薬もエキス剤として保険診療で処方ができます。

また、漢方薬には自然治癒力を高め、むくみや冷え症などの体質を改善するものもあります。これは西洋薬にはない特徴で、西洋薬と漢方薬をうまくミックスすることで治療の幅がより広がることも期待できます。

 

【参考】参蘇飲(じんそいん)構成生薬:ハンゲ、ブクリョウ、カッコン、キキョウ、チンピ、タイソウ、ニンジン、カンゾウ、キジツ、ソヨウ、ショウキョウ、ゼンコ

健康クリニックでは、日本東洋医学会 漢方専門医が漢方外来を実施しています。

 
漢方外来(要予約)
診療日:火曜、木曜 14:00 ~ 16:00
お問い合わせ電話番号:082-293-3629(平日8:30~17:30)
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インフルエンザと漢方(2020年2月掲載)

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2020年に入り、新型コロナウィルスによる感染症が大きな問題となっていますが、この季節はインフルエンザも流行するシーズンです。

最近ではタミフルなどの抗インフルエンザ薬が普及していますが、大昔にも抗インフルエンザ薬があったのをご存じでしょうか。

紀元2~3世紀ごろに中国で編集された『傷寒論(しょうかんろん)』という古典があります。『傷寒』とは、急に高熱がでる病気のことで、インフルエンザも含まれるそうです。

『傷寒論』には傷寒に対する様々な処方が記載されています。その中に麻黄湯(まおうとう)という処方があります。麻黄湯はタミフルと同等の効果報告があるうえに、乳幼児も服薬可能な漢方薬です。

ただし、すべての人に同様な効果が出るわけではありません。特に効果が期待できる人は、比較的体力のある若年者で、高熱が出たにもかかわらず汗が出ない状態の人です。逆に胃腸が弱い方や体力がなくて風邪をひきやすい方には合わないことがあります。

なお、主成分の麻黄には、交感神経刺激作用があり、ドーピング物質にも該当していますので、循環器系の持病がある方や競技会時のスポーツ選手は使用を控えてください。

健康クリニックでは、日本東洋医学会 漢方専門医が漢方外来を実施しています。

 
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漢方薬の入手方法について(情報紙「環境と健康」2020年5月号掲載)

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漢方は、西洋医学よりもはるかに長い歴史があるにもかかわらず、独特の考え方や診断方法のため、学問として普及しにくいものとされています。しかし、一度その効果を体験すると、その奥深さに魅了される医学でもあります。このコーナーでは、漢方に関するいろいろな情報を、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと考えております。

漢方薬は、本来は生薬を煎じたものを服用しますが、近年では生薬を煎じたエキスを濃縮、乾燥させたエキス剤が広く普及しています。

病院で入手できる漢方薬は、保険診療で処方されるエキス剤がほとんどです。保険診療の場合、個人の負担は最も安く済みます。しかし、漢方に詳しくない先生がなんとなく処方するケースもあり、効果がはっきりしないまま長期間服用する場合もあるようです。また、保険が利くエキス剤が限られているという問題もあります。

一方、少数ですが、自費診療で煎じ薬やエキス剤をよりきめ細かく処方している病院もあります。漢方を自費診療で処方されている先生方は、漢方に関する経験や知識が豊富であり、より安心感をもって受診できますが、その分個人負担は大きくなります。

当クリニックでは、現在保険診療のエキス剤のみを処方しておりますが、漢方外来に来られた方には十分にお話を伺った上で、その方の体質にあった処方を心がけております。また、エキス剤での効果が不十分な場合、希望される方には自費診療での治療をされている先生への紹介もしておりますのでご相談ください。

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新型コロナウイルスと漢方(情報紙「環境と健康」2020年7月号掲載)

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。最も効果的なのはワクチンですが、まだ完成には時間がかかりそうです。今のところ、もし新型コロナに感染しても、重症化していなければ解熱剤が処方されるだけで自宅療養するしかありません。本来ならばウイルス感染症の治療は早い程いいのですが、現在の治療方針では早期治療は難しく、手遅れになったケースも多く見受けられます。理由としては、一般の風邪との区別が難しいうえ、一部の方は急変することなどがあります。 また多くの方は自己の免疫力で回復するため、重大な副作用のあるアビガンを初期に安易に使用してもよいのかというジレンマもあり、早急な治療を難しくしています。

このように西洋医学で考えると初期の段階ではほぼ無防備な状態で戦っているのですが、東洋医学の考え方で立ち向かえばまだ数々の手立てがあります。これは病気になりにくい体を作り、病気になった場合は体が本来持っている免疫機能を活性化させるという考え方です。東洋医学ではこれを最大限に引き出すため、まずは日常の生活習慣を重視しています。免疫力を下げる要因としては、喫煙、飲酒、暴飲暴食、体を冷やすなどがあり、できる限り控えることが大切です。

また、漢方薬には、新型コロナウイルスそのものを除去する力はありませんが、免疫機能を調整して自然治癒力を高めたり、高熱や咳を和らげる効果があり、当クニックでも処方できます。

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夏バテ防止と漢方(情報紙「環境と健康」2020年9月号掲載)

夏になると、毎年多くの方が熱中症で救急搬送されています。猛暑であった昨年8月は、全国で3万6千755人が搬送され、そのうち78人が亡くなりました。また、昨年は9月に入っても9千532人と、一昨年同月の3倍以上の方が搬送されました。

熱中症は、高温、多湿、風通しの悪さにより起こりやすくなります。その対策としては、温度だけでなく、湿度や風通しにも注意する必要があります。

また、新型コロナウイルス対策のマスクは、夏に屋外で着用すると、熱が頭部にこもり、熱中症のリスクが高まります。マスク着用は他人への感染を防ぐためですので、周りに人がいない屋外で着用する必要はありません。しかし、屋内で他人と接触する場合は、他人に感染させないためにもぜひマスクを着用してください。

夏バテは、暑さのために、冷たいものや水分を取りすぎることで、胃腸の消化吸収力が弱って起こります。下痢や脱水を起こして疲れやだるさが続き、熱中症をおこしやすい危険な状態になります。予防には、冷たい飲食物をとりすぎないようにして、塩分やビタミンB1を多く含む食品(豚肉、キノコ、大豆など)を適度に取ることが重要です。

夏バテを防ぐ漢方薬には、清暑益気湯(せいしょえっきとう)があります。この処方には、①消化機能を改善する作用②発汗を抑えて血中の水分を保つことで脱水を防ぐ作用③暑さによる熱を冷ます作用があります。エキス剤として医療機関での処方ができますので、特に胃腸の弱い方や高齢者は夏場の服用をおすすめします。

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