ビオトープの創出
内容
地域の生物を豊かにする方法のひとつとしてビオトープを作ることが行われています。ビオトープの計画、造成、管理のお手伝いをいたします。身近な自然のなかで見かける生き物は、餌となる生き物がいて、隠れ場所があり、越冬できる場所があれば、ビオトープに移りすんできます。したがって、ビオトープづくりの基本は、すんで欲しい生き物がすんでいる場所をまねることです。
ビオトープは、特定の生き物を捕まえてきて放したり、増殖させる目的で整備するものでありません。このことが関係者に理解されていないと、ビオトープづくりは失敗します。
事例
モリアオガエルをはじめとする浅い水辺に生息する生物を対象としたビオトープの事例です。モニタリング調査で、継続的にモリアオガエルの産卵と幼生の生育が確認されています。
- モリアオガエルの生息に必要な条件を検討
- 森林に隣接した場所に池を設置
- 池に隣接する森林を整備
- 谷水を利用した池の水源確保
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モリアオガエル
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産卵場所として整備した池
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確認された卵塊
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お問い合わせ
一般財団法人 広島県環境保健協会
【本部】
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環境保全課 TEL:082-293-1580(直通) / FAX:082-293-5049
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【東部支所(福山)】
〒720-0092 福山市山手町5丁目32番26号
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E-mail:toubu@kanhokyo.or.jp
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